Vercelチーム環境変数とプロジェクト環境変数

チームレベルの環境変数？

開発を行う中で、セキュリティ上の理由からコードに保存できない特別な値があります。パスワードやAccess Tokenなどがこれに該当します。そのため、環境変数に保存してデプロイ時にその値を呼び出すことができますが、プロジェクトレベルの環境変数だけがあると思っていましたが、チームレベルの環境変数も存在しました。チームレベルの環境変数に保存すると、チームに含まれるすべてのプロジェクトから値にアクセスでき、管理上便利でした。

基本的に環境変数を使用するには、以下のようにプロジェクト -> Settings -> Environment Variablesに入って、プロジェクトで使用する環境変数を保存することができます。

問題はこの値が1つのプロジェクトでしか使用できないことです。他のプロジェクトでもこの値が必要な場合は、同じように作成する必要があります。私はGithubパッケージにアクセスできるトークンをここに保存しましたが、プロジェクト数が5つになると同じ環境変数を5回も作成しなければなりませんでした。さらに大きな問題は、将来トークンが期限切れになって修正する必要がある場合が迫ってくると、プロジェクトごとに保存されたそれぞれの環境変数をすべて変更しなければならないことが心配でした。

公式ドキュメントも共有します。詳細はこちらで確認できます。